シミュレーションについて
Tensor Cloudは、再生可能エネルギーへの投資を加速させるために開発されました。レンダーや出資者が資金を投じるには数字への信頼が必要であり、そのためには正確でわかりやすく、標準化された財務シミュレーションが欠かせません。Tensor Cloudでは数クリックで財務シミュレーションを作成でき、数百件のプロジェクトを含む場合でも、計算は通常数分で完了します。
財務シミュレーションは、ポートフォリオのパフォーマンスを把握するために社内で使うことも、1件または複数のプロジェクトへの投資を募る際に外部ステークホルダーと共有することもできます。
財務シミュレーションとは?
Tensor Cloudの財務シミュレーションは、1件または複数のプロジェクトの長期的な財務・技術パフォーマンスを予測するものです。シミュレーションエンジンは、入力されたプロジェクト、関連するPPA、シナリオの情報をすべて組み合わせ、30分単位の解像度で最長40年間のパフォーマンスを計算します。
シミュレーションの種類
Tensor Cloudには、プロジェクトシミュレーションとカスタムシミュレーションの2種類があります。
プロジェクトシミュレーションは、単一のプロジェクトを対象に自動で実行されます。プロジェクト、関連するPPA、またはシナリオを変更するたびに、Tensor Cloudはバックグラウンドで新しいシミュレーションを開始します。各シミュレーションはバージョンとして保存されます。バージョンは、その実行時の入力と結果を凍結したスナップショットです。プロジェクト画面のシミュレーションタブでは、バージョンの切り替え、名前の設定、現在のプロジェクト設定との比較ができます。詳細はプロジェクトシミュレーションを参照してください。
カスタムシミュレーションはユーザーが作成するもので、複数のプロジェクトとシナリオを含めることができます。メインサイドナビゲーションの「タスク」にある「シミュレーション」ページから作成します。カスタムシミュレーションは、基になるプロジェクト、PPA、シナリオを後から変更しても変わりません。作成した時点でのパフォーマンスのスナップショットです。カスタムシミュレーションを更新することはできませんが、同じプロジェクトとシナリオでいつでも新しいシミュレーションを作成できます。
他の構成要素との関係
次の図のとおり、カスタムシミュレーションには任意の数のプロジェクトを含めることができ、各プロジェクトはそれぞれ1つのシナリオと1つのPPAに関連付けられています。財務シミュレーションは、Tensor Cloudのユーザーアカウントを作成せずに外部ステークホルダーと共有できる唯一の構成要素です。そのため、外部プラットフォームでのアカウント作成を認めていない組織とも、Tensor Cloudで結果を共有できます。